戦前までは新嘗祭という祭日でした。
日本を稲作を中心とした国造りにより国家が成立し、
今日世界で最も歴史のある国として存在しています。
新穀を感謝する祭ともいわれる新嘗祭ですが、
新穀、生産を感謝するということは、働くことの尊さとありがたさ、
それが報われる喜びと忝さを、感謝する日だったのでしょう。
働いている方への感謝はもとより、働けていることへの感謝を
我々は忘れてはいけません。
そのようなお心持で、明日はご参拝に見えられる方も、いらっしゃると存じます。
大変寒くなってきておりますので、お体お気をつけて下さいませ。
尚、境内では椿の花が多く咲き出しました。紅葉する木もございます。
境内では、どうぞよそ見をしながら、季節を感じてご神前までお出まし下さいませ。
